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経営会議の進め方

  • n-hayashi4
  • 7月28日
  • 読了時間: 4分

~会社を成長させる経営会議とは~

「毎月経営会議を開いているが、報告だけで終わってしまう。」

「経営会議を開催しても、会社が良くなっている実感がない。」

このようなお悩みを持つ経営者は少なくありません。

経営会議は、単なる報告会ではありません。会社の課題を共有し、迅速な意思決定を行い、目標達成に向けて具体的な行動を決める場です。

本記事では、中小企業が成果を上げる経営会議の進め方をご紹介します。


なぜ経営会議が必要なのか


企業が成長すると、社長一人で全てを判断することは難しくなります。

経営会議には次のような目的があります。

·         経営状況を正しく把握する

·         課題を早期に発見する

·         重要事項を迅速に意思決定する

·         部門間の情報共有を行う

·         管理職を育成する

·         社長依存の経営から脱却する

特に社員数20~100名程度の企業では、経営会議の質が会社の成長スピードを左右するといっても過言ではありません。

よくある失敗例


成果が出ない経営会議には共通点があります。


① 報告だけで終わる

各部門が活動報告をするだけで終わり、課題に対する議論や意思決定が行われません。


② 数字を見ていない

売上だけを確認し、

·         利益

·         粗利率

·         受注状況

·         キャッシュフロー

など重要な経営指標が共有されていないケースです。


③ 誰が何をやるのか決まらない

課題は共有されたものの、

·         誰が

·         いつまでに

·         何をするのか

が決まらず、次回の会議でも同じ話題が繰り返されます。


④ 社長だけが話している

社長が一方的に指示を出す会議では、管理職の主体性は育ちません。

管理職が考え、提案し、意思決定に参加することが重要です。


成果が出る経営会議の基本構成


毎月1回、90~120分程度を目安に、次の流れで進めることをおすすめします。


① 前回の決定事項の確認(10分)

まずは前回決めた内容を確認します。

·         実施できたか

·         遅れている理由

·         次の対応

を共有します。


② 業績報告(20分)

数字をもとに現状を確認します。

確認したい主な項目

·         売上

·         粗利益

·         営業利益

·         案件別利益

·         部門別利益

·         予算と実績

·         キャッシュフロー

·         受注残高

数字を「報告する」だけではなく、

「なぜその結果になったのか」を議論することが重要です。


③ 部門ごとの課題共有(30分)

各部門から

·         現在の課題

·         原因

·         解決策

を報告します。

ここで重要なのは、課題だけで終わらせず、

具体的な改善策まで検討することです。


④ 経営課題・重要案件の協議(20分)

例えば、

·         新規事業

·         大型投資

·         人材採用

·         組織改編

·         設備投資

·         システム導入

など、経営判断が必要な事項について議論します。

意思決定に必要な資料を事前に配布しておくことで、会議時間を有効に活用できます。


⑤ 決定事項の確認(10分)

最後に

·         誰が

·         何を

·         いつまでに

実施するのかを明確にします。

議事録には必ず担当者と期限を記載しましょう。


会議で確認したいKPI

経営会議では、毎月同じ指標を継続して確認することが重要です。

例えば、

【営業】

·         売上

·         受注件数

·         受注残高

·         粗利益率

【財務】

·         営業利益

·         キャッシュフロー

·         資金繰り

·         売掛金回収状況

【組織】

·         離職率

·         採用状況

·         残業時間

·         有給取得率

【生産性】

·         一人当たり売上

·         一人当たり粗利益

·         稼働率

·         案件利益率

会社の成長段階に応じてKPIを見直し、継続的にモニタリングすることが重要です。


管理職を育てる会議にする

経営会議は、経営者だけの場ではありません。

管理職が、

·         数字を説明する

·         課題を分析する

·         改善策を提案する

機会を設けることで、経営感覚が養われます。

社長が答えを与えるのではなく、「あなたならどう考えるか」と問いかけることが、管理職の成長につながります。


経営会議を成功させるポイント

成果が出る経営会議には、次の5つの共通点があります。

1.      目的を明確にする

2.      数字に基づいて議論する

3.      課題だけでなく解決策まで話し合う

4.      決定事項・担当者・期限を明確にする

5.      次回会議で必ず進捗を確認する

このサイクルを毎月繰り返すことで、会社全体の実行力が高まり、経営改善が着実に進んでいきます。


まとめ

経営会議は「報告の場」ではなく、「経営を前に進める場」です。

数字を共有し、課題を議論し、具体的な行動を決め、実行状況を確認する。このサイクルを継続することで、会社は社長一人に頼る経営から、組織で成長する経営へと変わっていきます。


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